2157年、深宇宙―。自由調査団の宇宙船パイロット、マクシムは宇宙飛行中に思わぬ隕石事故に巻き込まれ、謎の惑星に不時着。命からがら船から脱出したマクシムだが、その直後に宇宙船は爆発。惑星の住民に見つかり、捕虜になった彼は、親衛隊のガイ・ガール伍長の連行のもと首都に移送されることになる。しかし、道中で彼らの車両は“ニュータイプ”と呼ばれる種族に襲撃される。死にかかっていたガイを救助したマクシムは、その後、脱走に成功。その惑星は軍事独裁政権“匿名の父たち”が支配する惑星サラクシだと知る。
潜伏先の街中で、彼は偶然ガイの妹、ラダ・ガールと出会い、恋に落ちる。彼女を家に送る途中で何者かに襲われたマクシムは、優れた戦闘スキルを披露。その実力を見初められ、親衛隊の候補兵に挙がるが、土壇場で親衛隊入りを拒否したマクシムは、銃で処刑されてしまう。しかし、特殊な治癒能力でなんとか命を取り留め、反政府組織のニュータイプに匿われる。そこで彼は、“匿名の父たち”が特殊光線を放射して民衆をマインド・コントロールしている事実を知り、匿名の父たち”転覆計画に加担するが……。
新着映画情報
『プリズナー・オブ・パワー 囚われの惑星』
原題:Obitaemyy Ostrov / The Inhabited Island
配 給 : | ミッドシップ、シンカ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年12月08日 |
映画館: | 渋谷シネクイントにてレイトショー ほか順次全国公開 |
ワシリー・ステパノフ |
監督:フョードル・ボンダルチュク |
2008/ロシア/シネマスコープ/120分 |
囚われの者たちの惑星サラクシ、ひとりの地球人が立ち上がる!
「ナイト・ウォッチ」(04)、「デイ・ウォッチ」(06)と、従来のロシア映画のイメージを覆したロシアからまた新たに世界を驚愕させるSF超大作が登場した。ロシアで興行成績No.1を記録した本作は、2部作として公開されたが、日本での公開は1本に編集した“インターナショナル版”。主演のワシリー・ステパノフは本作が長編デビュー作。ヒロイン役のユーリヤ・スニギーリは、ブルース・ウィリス主演の大ヒットシリーズ最新作「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(2013)への出演で本格的にハリウッド進出を果たしている。