アキと15歳のハツキは親子で二人暮らし。かつてはパンクバンドのギタリストで、17歳でハツキを産んだアキとしっかり者の娘・ハツキは対照的だが、まるで友達のように仲がいい。ある日、二人の元へ、2年近く海外を放浪していた自由人・ヤグが前ぶれもなく帰ってきた。アキと一緒のバンドでボーカルだったヤグ。自分の子供ではないが、アキのことが昔から大好きだったヤグとアキはハツキが産まれる前から一緒に住んでいた。しかし、思春期のハツキには本当の父親ではないヤグの奔放な行動に苛立ってしまう。友達のトモちゃんは羨ましがるけれど、ヤグのいい加減さやそれを笑って許してしまうアキをなかなか素直に理解できない。そんな中、親友だったトモちゃんと喧嘩し、そのまま彼女は転校してしまう。さらに自分の進路にある決断をし、それをきっかけにハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去にあったある出来事を知ることになる....。
新着映画情報
麻生久美子 |
監督・脚本:山本透 |
2012/日本/106分 |
「ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?」 家族の数だけ、家族の形があっていい―。
2006年に刊行された吉川トリコの同名小説を映画化。描かれるのは、少し変わってはいるけれど、実は人一倍お互いを思いあっている家族の姿。主人公のアキを演じるのは、「モテキ」「GIRL」の麻生久美子。もう一人の主役であるヤグは、「探偵はBARにいる」「しあわせのパン」の大泉洋が演じ、ファンの間ではおなじみの美声&歌唱力も披露している。そして、15歳のハツキ役に抜擢されたのは、『Seventeen』の専属モデルで、ドラマや映画への出演が相次ぐ、三吉彩花。
© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会