”名前の無い男”との最後の戦いで、人間になるよりも“人間を守って生きていく”事を選び、友人の夏目刑事たちの前から姿を消したベム・ベラ・ベロ.....。
ベム・ベラ・ベロがたどりついた街で、連続怪事件が発生した。被害者はすべて大手製薬会社・MPL製薬の社員であり、事件現場には巨大な爪跡が残されていた。犯人の正体は?その目的とは何か?事件の謎を追うベムの前に、倒したはずの“名前の無い男”が再び姿を現した…。
その頃、ベロは街で出会った少女・みちるに恋をする。みちるはMPL製薬の新薬開発研究者・上野達彦の娘で、自動車事故で母親の小百合を亡くしていた。人間になって恋を叶えたいと願うベロ。しかし、上野家には決して人には明かせない「ある」秘密が…。そして3人の前に未知なる生物が現れた。植物を媒介に妖怪化したサユリ、その正体はみちるの母・上野小百合の変わり果てた姿であった。人間でありながら妖怪の能力を身につけて[人間妖怪]と化したサユリは、家族を脅かすMPL製薬への怒りと憎しみにまかせて、その力を復讐のために使うことを決意したのだ。しかし力を使えば使うほど、妖怪と植物の2つのパワーはサユリの体を蝕み、やがてコントロール不可能なまでに増幅されていく。
[枯れない葉][新薬開発][サユリの妖怪化]・・・これらの事象の組み合わせから、ベム達は自分たちが人間になれる唯一の方法が残されていることを知る。しかし、人間になれば妖怪の力を失ってしまう。それでも彼らは人間になることを選ぶのか…!?
新着映画情報
亀梨和也 |
監督:狩山俊輔 |
2012/日本/ヴィスタビジョン/ドルビーSRD/124分 |
最後の戦い、運命の選択・・・ ついに人間になる時が。
闇の中で生まれ「早く人間になりたい」と叫ぶ醜い生き物…それは人間になれなかった妖怪人間である!!!――衝撃的なストーリーと異色のビジュアルで“伝説のアニメ”と呼ばれた「妖怪人間ベム」(1968-69年放送)。2011年に亀梨和也(ベム)・杏(ベラ)・鈴木福(ベロ)で実写ドラマ化され、高視聴率をマーク。今回の映画化では、書き下ろしの完全オリジナルストーリーで<人間になるための最後の戦い>が描かれる。
© ADK/2012「映画 妖怪人間ベム」製作委員会