![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
1849年アメリカ、ボルティモア。町を切り裂く悲鳴とともに猟奇的な殺人事件が起こる。密室に残された2人の女性の死体。1人は身体中を切り刻まれ、1人は殺されて煙突の中に宙づりになっていた。現場に駆け付けた若き刑事エメット・フィールズは、この事件が、高名な作家エドガー・アラン・ポーの作品「モルグ街の殺人」に酷似していることに気づく。酒浸りで、生活も困窮しているポーは容疑者と目されるが、狭められる捜査の中、挑戦するかのように、第2、第3の殺人が起こる。すべて、ポーの著作を模倣した方法で。
立て続けに起こる連続殺人は、ポーのアリバイを証明することになり、ポーは容疑者から一転、著作を汚す犯人を追うことを決意する。しかし、謎の殺人鬼は、ポーの恋人エミリーを誘拐し、ポーに殺人の偉業を新聞に連載するよう、「挑戦状」を叩きつけてきたのだった。 “死体”に残された殺人鬼からのメッセージ。見逃したトリック。そして、奪われた恋人の行方を指し示す暗号。散りばめられたパズルを完成し、ヤツを捕えることができるのは、すべてを知り尽くしているポーしかいない。