1865年、ワシントン。南北戦争終結直後、アメリカ合衆国大統領リンカーンが暗殺される。すぐに犯人グループの8人が捕らえられるが、その中には、下宿屋を営んでいた南部出身の女性メアリー・サラットもいた。彼女は、犯人一味にアジトを提供したという理由で捕らえられたが、頑なに「自分は無実だ」と主張する。彼女の弁護を引き受けた北軍の英雄フレデリックは、最初こそ抵抗を感じるが、次第に彼女は無実であり、ある秘密を守るために自ら犠牲になろうとしているのではないかと考え始める・・・。
新着映画情報
『声をかくす人』
原題:The Conspirator
配 給 : | ショウゲート |
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公開日: | 2012年10月27日 |
映画館: | 銀座テアトルシネマほか全国ロードショー |
ジェームズ・マカヴォイ |
監督:ロバート・レッドフォード |
2011/アメリカ/シネマスコープ/SRD/122分/字幕翻訳:斎藤敦子 |
彼女の罪。それは、最期まで秘密を守ろうとしたこと──。
「普通の人々」でアカデミー賞監督賞を受賞したロバート・レッドフォードが、「大いなる陰謀」から実に5年ぶりに手がけたのは、リンカーン大統領暗殺事件の裏に隠された一人の女性の秘密を描いた、史実に基づく衝撃作。アメリカ合衆国の歴史上、初めて死刑に処された女性が最期まで守り抜いた秘密を軸に、歴史的大事件の解決を急ぐ国家と、彼女の無実を信じる弁護士の激しい法廷での攻防、そして南北のない大国アメリカの陰で、強く生きようとする女性が、時代の犠牲になっていく様を、力強く、そして誠実に描きだす。激動の歴史に確かに実在した無名の女性メアリー・サラットを演じるのはロビン・ライト(「50歳の恋愛白書」)。彼女の弁護を引き受けるフレデリックにはジェームズ・マカヴォイ(「つぐない」)。
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