「桐島」不在のまま展開されるストーリー
ありふれた時間が校舎に流れる、「金曜日」の放課後。学校内の誰もが認める“スター”桐島が、部活を辞めるというニュースが校内を駆け巡った。彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、あらゆる部活、クラスの人間関係に波紋が広がっていく―。
神木隆之介 |
監督:吉田大八 |
2012/日本/103分 |
全員、桐島に振り回される。
原作は、大学在学中に第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説。監督は、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で数々の賞を受賞した吉田大八。突然部活を辞めた「桐島」に振り回される周辺の人物に焦点をあて、不器用な登場人物の面白さや、見終わった後に希望を感じさせる人間ドラマはそのままに、自身初となる10代の群像劇に挑戦。同じシーンを様々な視点と、確信犯的に時間経過をズラして積み重ね、各キャラクターの想いを重層的に描き出している。観るものを、まるで本物の学校を覗き見しているようなリアルにして不穏な刺激に誘う、新しい“青春映画”が誕生した。キャストは、神木隆之介を主演に迎え、今映画界が最も注目する女優・橋本愛ほか、600人を超えるオーディションから選抜されたフレッシュな才能が集結。
「桐島」不在のまま展開されるストーリー
ありふれた時間が校舎に流れる、「金曜日」の放課後。学校内の誰もが認める“スター”桐島が、部活を辞めるというニュースが校内を駆け巡った。彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、あらゆる部活、クラスの人間関係に波紋が広がっていく―。