石油掘削現場で働く屈強な男たちを乗せた飛行機が、凄まじい嵐に巻き込まれアラスカ山中に墜落。7人の男が生き残ったが、彼らが放り出されたのは、吹雪が荒れ狂い大地の全てが深い雪に覆われた極寒の地だった。方角も定まらない中、生き残りかけて南へと移動を始めるが、すぐに野生のオオカミたちの攻撃が始まる。その一帯はオオカミたちの縄張りだったのだ。厳しい寒さに体力を奪われ、まともな食料も手に入らない苛酷な状況を強いられた男たち。やがて大自然の猛威により命を落とす者や、侵入者を執拗に攻撃するオオカミの犠牲になる者も現れ、ひとりまた一人と生存者の数が減っていく。果たして彼らの生死を賭けた壮絶な闘いの先に待っているものとは―。
新着映画情報
『THE GREY 凍える太陽』
原題:The Grey
配 給 : | ショウゲート |
---|---|
公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年08月18日 |
映画館: | 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー |
リーアム・ニーソン |
監督:ジョー・カーナハン |
2011/アメリカ/シネマスコープ/SRD/117分/字幕翻訳:斎藤敦子/PG12 |
生き残れ。本能が、叫んでいる。
ヒット作への出演が続くリーアム・ニーソンを主演に迎え、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」(10)でタッグを組んだジョー・カーナハン監督が、イーアン・マッケンジー・ジェファーズによる短編小説『Ghost Walker』を映画化。アラスカ山中に放り出された男たちが、―20℃という極寒の雪山の苛酷な寒さと、縄張りを侵された狼の群れの攻撃に耐えながら、生き抜くために壮絶な闘いを繰り広げる。
カーナハン監督は、主役のリーアム以外はあえて無名に近い俳優を起用し、次の犠牲者を簡単に予測できないように演出。これにより、観る者の想像を超える緊張感が生まれ、衝撃の展開に繋がっていく。また、日本人カメラマン、マサノブ・タカヤナギによる臨場感溢れる撮影は、大自然の恐ろしさを体感させる迫力の映像として高く評価されている。
© 2011 The Grey Film Holdings, LLC.