ローマ法王死去――。この一大事を受けヴァチカンで開催される法王選挙(コンクラーヴェ)。聖ペドロ広場には、新法王誕生を祝福しようと民衆が集まり、世紀の瞬間を心待ちにしている。そんな中、投票会場のシスティーナ礼拝堂に集められた各国の枢機卿たちは、全員が心の中で必死に祈っていた....「神様、一生のお願いです。どうか私が選ばれませんように―。」
こうして新法王に選ばれてしまったのは、ダークホースのメルヴィル。メルヴィルは早速バルコニーにて大観衆を前に演説をしなければならないが、あまりのプレッシャーからローマの街に逃げ出してしまった。あわてた事務局広報は、なんとかコトが外界にバレないよう画策。街中に捜索の網を張る。一方メルヴィルは、街の人々との触れ合いを通し、人生において大切なもの、人間の信仰心や真心、そして“法王”の存在意義を見つめ直していくが、演台に戻らねばならない時間は迫っていた―。
新着映画情報
『ローマ法王の休日』
原題:Habemus Papam
配 給 : | ギャガ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年07月21日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開 |
ミシェル・ピッコリ |
監督・脚本:ナンニ・モレッティ |
2011/イタリア・フランス/ヴィスタビジョン/ドルビーデジタル、ドルビーSR/105分/字幕翻訳:岡本太郎 |
「法王なんて無理!」 就任演説の直前、新・ローマ法王がローマの街に逃げだした――!?
法王様の小さな逃避行、人生のつかの間の休日に、笑ってホロリ。 カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作「息子の部屋」(01)から10年、ナンニ・モレッティ監督が贈る、法王版「ローマの休日」。
(c)Sacher Film . Fandango . Le Pacte . France 3 Cinema 2011