離婚、リストラ、不治の病・・・、人生に疲れ自暴自棄となった中年男フランクは拳銃自殺寸前、テレビで流れていたリアリティ番組のワガママ女子高生セレブ、クロエの言動に無性に腹が立ち、死を思いとどまる。そんな彼が翌日向かった先は、番組の撮影現場。そこでフランクはクロエを射殺する。その現場を目撃、感動した16歳の女子高生ロキシーは、やがて彼と行動をともにするようになる。彼らの目的はアメリカに巣食う“バカ”どもの一掃。映画の上映中にケータイで話すヤツ、駐車場に割り込むヤツ、テレビで暴言を吐く過激な差別主義者や排他的な宗教指導者、くだらないテレビに出るヤツ、作るヤツ・・・、全米を旅しながら2人は世にはびこる許せない奴らを次々とブチ殺していくのだった。
新着映画情報
『ゴッド・ブレス・アメリカ』
原題:God Bless America
配 給 : | トランスフォーマー |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年07月28日 |
映画館: | シネマライズほか全国順次ロードショー |
ジョエル・マーレイ |
監督・脚本:ボブキャット・ゴールドスウェイト |
2011/ アメリカ/シネマスコープ/104分/DCP |
「キック・アス」より超過激なポストゼロ年代の「俺たちに明日はない」。
「SAW ソウ」「マッハ!」など世界的大ヒット作品を発掘してきた、ジャンル映画の聖地、トロント映画祭“ミッドナイト・マッドネス”部門で、2011年にプレミア上映され、場内を熱狂させた、問題作。腐りゆく現代アメリカ社会へのフラストレーションを抱え、離婚、リストラ、不治の病などに見舞われた中年男が、女子高生とコンビを組み、社会の“バカ”を痛快に抹殺していく、バイオレンス・ロードムービー。
©Darko Entertainment, LLC 2011