1988年10月、アラスカの地方テレビ局でリポーター兼ディレクターのアダムは、バロー岬沖の氷上で、小さな穴から息苦しそうにして頭を出す3頭のクジラを発見し、それをニュースにして流した。その地方ニュースがメイン局のニュースで流れ、またたく間に全米で注目を浴びることとなる。現場にやってきたアダムの元恋人で環境保護団体職員のレイチェルは、知事に救出の要請をするが無視されるものの、匿名の電話で地元の石油会社が砕氷用ホバークラフトを持っていることを知る。レイチェルからの要請を受けた環境破壊の首謀者と言われている石油会社の社長マグローは、これが会社の宣伝になると快諾し、州兵部隊司令官に要請して救出作戦が開始される。
一方、アダムはニュース報道で過熱するなか、メイン局からの期待を受け気をよくするが、クジラとの共存共栄するイヌアピック族の姿に心を打たれ、報道よりもクジラを助けたいという気持ちが強くなっていく。そしてこの事件はホワイトハウスやソ連をも巻き込み、世界的なニュースとなっていくのだった・・・。
新着映画情報
『だれもがクジラを愛してる。』
原題:Big Miracle
配 給 : | 東宝東和 |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年07月14日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー |
ドリュー・バリモア |
監督:ケン・クワピス |
2012/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーSRD/107分 |
氷に閉じ込められたクジラたち。その小さなニュースが人々の思惑と世界を大きく巻き込んでいく。
1988年10月、アラスカの氷海に閉じ込められた3頭のクジラ救出事件。当時この事件に関わったジャーナリスト、トム・ローズが書いた原作『Freeing the Whales』をもとに、救出劇に関わった人々の人間模様と思惑、クジラとのつながり、そしてそれを見守った世界中の人々を繋げたヒューマンドラマ。出演は環境保護活動家レイチェルに「チャーリーズ・エンジェル」シリーズや「50回目のファースト・キス」のドリュー・バリモア、地方テレビ局記者アダムに「お家(うち)をさがそう」のジョン・クラシンスキー。監督は「旅するジーンズと16歳の夏」「そんな彼なら捨てちゃえば?」のケン・クワピス。
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