当たり前だと思っていた“1日”が、忘れられない“1日”に変わるとき--
真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。23年前の7月15日。大学の卒業式で、はじめて会話を交わしたふたりは、魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選ぶ。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。一緒に旅行に行ったり、恋の悩みを相談したり、大喧嘩をしたり。それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。そんなある年の“7月15日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。そして、“運命の7月15日”が2人に近づいていた・・・。