両親が幼いときに謎の失踪をとげ、 以来、ベンとメイの伯父夫婦に育てられてきた高校生ピーター・パーカー。孤児である負い目にも拘わらず、育ててくれた伯父伯母に感謝し、内気なりに熱い正義感を秘め、同じ高校に通うグウェンに秘かに思いを寄せる、そんな普通のティーン・エージャーだ。ただ、ひとつ、自分を捨てて行った父リチャードのおぼろげな面影が彼の心にしこりを残していた。だからこそ、父が置いて行ったブリーフケースの中のノートをきっかけに、かつての父の研究パートナーだったコナーズ博士を訪ね、父とコナーズ博士が果たせなかった研究成果を導き出すのは、ピーターにとっては父への愛情と憧れの表われでもあったのだ。それが、ピーターに、スパイダーマンとして生きる運命を強いるとはまったく予想だにせず・・・。
新着映画情報
『アメイジング・スパイダーマン』
配 給 : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年06月30日 |
映画館: | TOHOシネマズ日劇ほか世界最速3D公開 |
アンドリュー・ガーフィールド |
監督:マーク・ウェブ |
2012/アメリカ/シネマスコープ/136分 |
恐れるな。自ら選んだ、この運命を。
2002年「スパイダーマン」、2004年「スパイダーマン2」、2007年「スパイダーマン3」で、過去3作品の全世界興行収入が25億ドルを超える大ヒットとなった「スパイダーマン」シリーズがまったく装いも新たに3Dでやってくる。
ごく普通の青年と同じようにピーター・パーカーもまた、自分のアイデンティティと葛藤する、そんなティーンエイジャーの一人だった。けれど、自分の「過去」というパズルのピースをひとつひとつはめていくうちに、ピーターは思いがけず13年前に失踪した父親の秘密を知ってしまう。そして、それこそが、彼に過酷な運命を−スパイダーマンとして生きる運命を、決意させたのだった。
主人公ピーター・パーカーには「ソーシャル・ネットワーク」「わたしを離さないで」の若手演技派アンドリュー・ガーフィールド。自分の両親の秘密に悩み、スパイダーマンになるべく運命を受け入れる新しいヒーロー像を初々しく演じる。またピーターのガールフレンドの、グウェン・ステイシー役にエマ・ストーン(「ゾンビランド」)、ベンおじさん役にはマーティン・シーン(「地獄の黙示録」)、メイおばさん役には、アカデミー賞女優のサリー・フィールド、悪役としてカート・コナーズ博士役でリース・イーヴァンズ(「ノッティング・ヒルの恋人」)が共演。「500日のサマー」でみずみずしい青春を描いたマーク・ウェブ監督が、新生スパイダーマンを若々しい感性で描く。