天才的な形成外科医ロベルは、画期的な人工皮膚の開発に執念を燃やしていた。彼が夢見るのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”を創造すること。あらゆる良心の呵責を失ったロベルは、監禁した“ある人物”を実験台にして開発中の人工皮膚を移植し、今は亡き妻そっくりの美女を創り上げていくのだった……。
新着映画情報
『私が、生きる肌』
原題:La Piel Que Habito/The Skin I Live in
配 給 : | ブロードメディア・スタジオ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年05月26日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国ロードショー |
アントニオ・バンデラス |
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル |
2011/スペイン/ヴィスタビジョン(1:1.85)/ドルビーデジタル/120分/R15+/字幕翻訳:松浦美奈 |
あなたは、これを愛と呼べるか――
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」のペドロ・アルモドバル監督によるオリジナリティに満ちた問題作。愛に狂わされ、神をも恐れぬ禁断の実験に没頭する男と、このうえなく数奇な運命をたどるヒロインの姿を、めくるめく官能と戦慄に彩られた映像美の中に紡ぎ出す。主演は、監督との22年ぶりの再タッグとなるアントニオ・バンデラス。ヒロインには、新たなミューズエレナ・アナヤ(「この愛のために撃て」)。
Photo by Jose Haro (c)El Deseo