ニュージャージーで悪名高いルッケーゼ・ファミリーの一員であったジャッキー・ディノーシオ。ジャッキーは保護観察期間中に従弟に撃たれるが、仲間への愛ゆえに彼をかばう。その後、麻薬取引の現場を押さえられ30年の刑を受けたが、連邦検察官のショーンから司法取引を持ちかけられる。仲間の名前を証言をすれば、刑期を短くするというのだ。しかし、ジャッキーはそれを拒否。そして被告人でありながら自らの弁護も行うという驚くべき行動に出る。
法廷での様々な駆け引きを乗り越えていくジャッキー。その度胸、意志の強さ、そしてファミリーへの無条件の忠誠心で、裁判官や陪審員、時に猜疑心に囚われた仲間の被告人をも自分の味方にしていく―。
新着映画情報
『コネクション マフィアたちの法廷』
原題:Find Me Guilty
配 給 : | ミッドシップ |
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公開日: | 2012年05月19日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー |
ヴィン・ディーゼル |
監督:シドニー・ルメット |
2006/アメリカ/ヴィスタビジョン/124分 |
全米を騒然とさせたアメリカ犯罪史に残るマフィア裁判を完全映画化!
1987-88年、21ヶ月に亘って行われたルッケーゼ裁判は、アメリカ史上最長の刑事裁判となった。被告人はルッケーゼ・ファミリーのメンバー20人、その容疑は76件。アメリカ政府は全米最大のマフィア・ファミリーを一掃しようとするが、一人の被告が自らを弁護することで、事態は思わぬ展開へと突っ走っていくー。
メガホンを取ったのは、「12人の怒れる男」「狼たちの午後」「評決」など映画史に刻まれる名作を残し、2011年4月に逝去したシドニー・ルメット。晩年もその製作意欲は衰えを知らず、80歳を過ぎて挑んだ本作でも、徹底したリアリズムを貫いた。自らを弁護し、陪審員や傍聴人を話術で魅了していく被告ジャッキー・ディノーシオには「トリプルX」、「ワイルドスピード」シリーズのヴィン・ディーゼル。
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