第一次大戦前夜のイギリスの農村──貧しい農家にひきとられた一頭の美しい馬は、ジョーイと名付けられ、この家の息子アルバートとかけがえのない絆で結ばれる。だが、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、英国軍の軍馬として最前線に送られてしまう。死と隣り合せの過酷な日々の始まりは、ジョーイの驚くべき旅の始まりであり、彼がやがてめぐりあう戦時下の人間たちの、切なくも美しいドラマの始まりだった…。
新着映画情報
ジェレミー・アーヴィン |
監督:スティーブン・スピルバーグ |
2011/アメリカ/シネマスコープ/146分 |
巨匠スティーブン・スピルバーグの待望の監督最新作「戦火の馬」は、第一次世界大戦を舞台にした壮大なる感動作。原作である1982年に発表されたイギリスの児童文学は、2007年に舞台化され、イギリス演劇界のオスカーであるオリビエ賞をはじめ各賞に輝き、先日発表された米国演劇界の最高賞“トニー賞”にて、作品、演出など5部門を制覇した。
物語の主人公は少年アルバートとその愛馬ジョーイ。彼らのかけがえのない絆は、ジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られたことによって断ち切られる。敵味方の区別を知らない馬の目を通して描かれる戦争の愚かさと悲惨さ…。その頃、アルバートは徴兵年齢に満たない若さにも関わらず、ジョーイと再会するために激戦下のフランスへと旅立つ。
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