かつて伝説と呼ばれたヤクザのボスだったドゥホンは、組織から足を洗い、母の故郷プサンへ戻る。自分がヤクザだったことでつらい思いをさせた亡き母を想い、故郷で食堂を構え、穏やかに暮らそうとしていた。ある日、通い始めた料理教室でセビンと出会う。一見、普通の少女に見えるセビンは、かつてライフル射撃の名手だったが、ある事件をきっかけに闇組織の便利屋となり、ドゥホンの動向を探るために近付いていた。
少しずつ距離が近づいていく二人だったが、ついにセビンはドゥホンを殺すように命じられる。「こんな料理を作る子に、俺が殺せるか?」 正体を知りながらも、いままさに殺し屋に身を落とそうとしているセビンの未来を守るため、ドゥホンは再び組織と対峙する―。
新着映画情報
『青い塩』
配 給 : | CJ Entertainment Japan |
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公開日: | 2012年03月17日 |
映画館: | 丸の内TOEI、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー |
ソン・ガンホ |
監督・脚本:イ・ヒョンスン |
2011/韓国/シネマスコープ/ドルビーSRD/122分 |
辛くて切ない、無償の愛
「イルマーレ」(00)から11年ぶりとなるイ・ヒョンスン監督の新作。スタイリッシュなソウルの夜景やプサンの美しい塩田風景を背景に、年齢や境遇の異なる二人の男女が<料理>をきっかけにひかれあう新たな愛の物語。
主演は、韓国を代表する演技派俳優ソン・ガンホ(「殺人の追憶」「グエムル―漢江の怪物―」)。本作では、一見すると「ふつうのおじさん」ながら、人を傷つけた過去と決別して新しい人生を歩み始める元伝説のヤクザ、ドゥホンを演じる。ドゥホンを狙う少女セビン役には、いま韓国で最も期待される若手人気女優のひとり、シン・セギョン。
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