かつてソ連の一共和国だった頃のグルジア。牧歌的な少年時代を経て映画監督になったニコは、検閲や思想統制によって思うように映画作りが出来ないことに耐えかね、自由を求めてフランスへ向かう。ところがフランスでも、映画に商業性を求めるプロデューサーとの闘いがあったりと、映画作りは困難の連続……。
新着映画情報
『汽車はふたたび故郷へ』
原題:CHANTRAPAS
配 給 : | ビターズ・エンド |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年02月18日 |
映画館: | 岩波ホールほか全国順次ロードショー |
ダト・タリエラシュヴィリ |
監督・脚本:オタール・イオセリアーニ |
2010/フランス・グルジア/126分 |
どんなときも、口笛ふいていこう。
前作「ここに幸あり」から4年、「月曜日に乾杯!」「素敵な歌と舟はゆく」の名匠オタール・イオセリアーニ監督の最新作。アイデンティティーを確立し“自分自身でいること”の困難と大切さを、イオセリアーニが故郷グルジアを舞台に自身の波乱万丈な実人生を重ねて描いた、詩情豊かな人間讃歌。
(c)2010 Pierre Grise Production