9.11同時多発テロで父を亡くした少年オスカー。父の突然の死を受け容れられないオスカーは、深い悲しみに暮れる母と上手くコミュ二ケ―ションを取れず、心身のバランスを欠いているがゆえ、奇妙な行動が目立つ。そんなある日、父の部屋のクローゼットで ”ブラック”と書かれた封筒の中に1本の《鍵》を見つける。この鍵は、父が遺したメッセージかもしれない―。オスカーは、母には内緒で、その鍵の謎を探しに、ニューヨークの街へと飛び出した― 。
そしてオスカーは、この小さな旅の中でニューヨークじゅうの人々との出会いと別れを経験する。
新着映画情報
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
原題:Extremely Loud and Incredibly Close
配 給 : | ワーナー・ブラザース映画 |
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公開日: | 2012年02月18日 |
映画館: | 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー |
トム・ハンクス |
監督:スティーヴン・ダルドリー |
2011/アメリカ/シネマスコープ |
大切な人を失った時、どう悲しみを乗り越えたらいい?
原作は2005年に全米で発売され、ベストセラーとなっているジョナサン・サフラン・フォアの小説『EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLYCLOSE』。父親を亡くした9歳の少年オスカーを主人公に、ある日突然、愛する者を奪われ、遺された者たちはどう生きるのか、「喪失」と「再生」の感動のヒューマンドラマで、世界30カ国で翻訳されている。日本では同名タイトルで2011年7月に発行され、「人気若手作家による9・11文学の金字塔」として話題を呼んでいる。
監督は映画監督デビュー作「リトル・ダンサー」、「めぐりあう時間」、「愛を読むひと」と3作すべて、3度のアカデミー賞監督賞候補となった名匠スティーヴン・ダルドリー。9.11で命を落とす父親役に「フォレスト・ガンプ /一期一会」「フィラデルフィア」で2年連続アカデミー賞主演男優賞に輝いたトム・ハンクス。悲しみから立ち直れないでいる母親役に「しあわせの隠れ場所」で念願のアカデミー主演女優賞受賞をはたしたサンドラ・ブロック。Wオスカー受賞俳優の初共演が実現した。また主人公のオスカー少年役には、本作がデビューの天才少年トーマス・ホーン(13)。
(c)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC