「私はゲイだ。これからは本当の意味で人生を楽しみたいんだ」 それは母に先ただれた5年後、癌を宣告された父からの突然の告白。元々は厳格で古いタイプだった父が、若々しいファッションに身を包み、若い青年と恋まで!それから今までとは180度変化した新たな人生がスタートした。
一方、息子・オリヴァーは38歳にして独身。最近の友達は仕事と犬。そんな時あるパーティで出会った、運命の女性・アナと瞬間的に恋に落ちる。それから始まった二人の時間。真夜中のあてもない散歩、たわいもない会話・・・。全てが驚きと笑いに満ちた日々だった。ただ、元々臆病な性格のオリヴァーは、父のカミングアウトに戸惑いを隠せず、アナと一緒にいても、塞ぎがちな日々が続き、アナとの関係に自ら終止符を打ってしまう。
しかし、父がカミングアウトしてから“最期”の5年間は、そのオリヴァーの戸惑いをかき消す程、愛に溢れた幸せな日々だった。父を看取ったオリヴァーの心には、自分に正直に生きること、愛する誰かと共に生きることの大切さが、深く刻まれていたーー。
新着映画情報
『人生はビギナーズ』
原題:Biginners
配 給 : | ファントム・フィルム/クロック・ワークス |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年02月04日 |
映画館: | 新宿バルト9、 TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開 |
ユアン・マクレガー |
監督・脚本:マイク・ミルズ |
2010/アメリカ/ヴィスタビジョン/ドルビーSR・SRD/105分 |
「私はゲイだ」 父が75年目に明かした真実が、僕の人生を大きく変えた。
「サムサッカー」のマイク・ミルズ監督の長編第2作目となる本作は、監督自身のプライベートストーリーを映画化。ゲイであるとカミングアウトした父親(クリストファー・プラマー)、そして38歳にして恋愛に真剣に向き合おうとする息子(ユアン・マクレガー)の姿を通して、人はいつでも新たな一歩を踏み出せるというメッセージをこめた希望の物語。
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