大企業の御曹司・市ノ宮行は、最も恐れている父親・積から荒川地区再開発の妨げとなる不法占拠者の一斉退去を命じられる。視察のため河川敷に到着した行はいきなりズボンを奪われ川に落ちるというトラブルに巻き込まれるが、謎の美少女”ニノ”に助けられる。“他人に借りを作るべからず”という積からの教えに基づき、ニノへの借りを返す事と河川敷視察を兼ねてそこに居座ることにした行は、そこに住む、どう見ても河童の着ぐるみを着た村長という男から、“リク”というあだ名をつけられる。そこには星型のマスクをかぶったロックミュージシャンや、男なのに修道女の格好をしたシスターなど、常識外れで奇怪な住人がいた。最初はとまどうリクだったが、次第に住人達の様々な事情を知り心が動かされていく。しかし、再開発のための一斉退去の期日は迫っており…。
新着映画情報
『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』
配 給 : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2012年02月04日 |
映画館: | 新宿ピカデリーほか全国ロードショー |
林遣都 |
監督・脚本:飯塚健 |
2012/日本/ヴィスタビジョン/DTSステレオ/115分 |
宝物はきっと、ここ(AUTB)にある――。
原作は、『聖☆おにいさん』で手塚治虫文化賞短篇賞を受賞した漫画家・中村光による同名の人気コミック(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊1〜12巻)。10年にアニメ化、11年に実写版としてTVドラマ化、そして12年にはついに映画化。脚本・監督に小説家、舞台演出なども手がける飯塚健。原作の世界をそのままに、映画オリジナルストーリーも交えた独特の荒川ワールドを演出する。個性的なビジュアルのキャラクターたちが、「人にとって本当に大切なものは何か」という普遍的なテーマをギャグにくるみながら教えてくれるファンタジーなヒューマンドラマ。
(c)2012中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ