祖国イギリスの危機を救ったのも今や昔、一時は諜報機関MI7のエースとなった敏腕スパイ、ジョニー・イングリッシュもモザンビークでの任務でヘマをしたことから自信を喪失し、今やチベットの僧院に引きこもり状態。そんな折、MI7から新たなミッションの要請が。世界が彼を再び必要としているとなれば、これはもう復帰するしかない!
イングリッシュ不在の8年の間に、MI7はすっかり様変わりしていた。彼の憧れのエース級諜報員アンブローズは健在であったことがせめてもの慰め。新しく上司となった女性、通称ペガサスは英中首脳会談に出席する予定の中国首相の暗殺の動きがあるという。イングリッシュに命じられたのは、その情報収集と暗殺の阻止。新人スパイのタッカーを助手に迎え、イングリッシュは情報提供者フィッシャーに接触すべく香港へ飛んだ・・・が!?
新着映画情報
『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』
原題:Johnny English Reborn
配 給 : | 東宝東和 |
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公開日: | 2012年01月21日 |
映画館: | 有楽町スバル座ほか全国ロードショー |
ローワン・アトキンソン |
監督:オリヴァー・パーカー |
2011/アメリカ・フランス・イギリス/シネマスコープ/101分 |
どんな作戦〔ミッション〕もすべて不可能にする男〔スパイ〕!! 誰かこの男のライセンスを消してくれ〜
イーサン・ハントが復活を遂げ、007ことジェームズ・ボンドも帰ってくることになり、2012年の諜報戦線は熾烈化必至。それに拍車をかける男――その名はジョニー・イングリッシュ!“Mr.ビーン”ことローワン・アトキンソン扮する、この“天災的スパイ”もまた、9年ぶりにスクリーンに戻ってくる。
ロンドンはもちろん、チベット、香港、スイスと舞台を変えるワールドワイドな展開からもわかるとおり、「007」シリーズのパロディに前作以上に接近。イングリッシュの髪型が「007は二度死ぬ」の日本人に扮装したジェームズ・ボンドにそっくりだったり、「女王陛下の007」をほうふつさせる雪山アクションが展開したりと、愛を込めて笑いに転化。さらに本家に負けじとアクションのバリエーションも増加し、モーターボート・チェイスから高速車椅子での逃走、ケーブルカー上での死闘、さらにはカンフーまで、イングリッシュの幅広さを楽しむことができる。もちろんガジェットも豊富で特殊仕様の音声に反応するロールス・ロイスを筆頭に、ユニークな秘密兵器も活躍。それらが効果を発揮するのか否かはともかく、前作から格段にスケールアップしていることに疑いの余地はない。
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