イラクの独裁的主導者サダム・フセイン(1937.4.28ー2006.12.30)。彼にはタブー視されていた息子がいた。“狂気の申し子”と悪名高く<ブラック・プリンス>と呼ばれた長男、ウダイ・フセイン(1964.6.18-2003.7.22)だ。そのウダイに顔が似ているという理由で選ばれ、家族の命と引き換えにウダイの影武者を引き受けることとなった男がいた。彼の名はラティフ・ヤヒア。莫大な資産と、全てを思うがままにすることを許される権力、毎夜抱き替える女たち、そして理由なき血への欲求―。ウダイの飽くなき狂気に寄り添い、生死を選ぶ自由さえ許されなかったラティフが、影武者として応え続けながら、闇の中で見たものとは?
新着映画情報
『デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-』
原題:The Devil's Double
配 給 : | ギャガ |
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公開日: | 2012年01月13日 |
映画館: | TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー |
ドミニク・クーパー |
監督:リー・タマホリ |
2011/ベルギー/109分/R18+ |
20世紀最悪の“プリンス”、イラクの元大統領サダム・フセインの息子・ウダイ・フセインの影武者を引き受けた、ある男の衝撃の自伝を完全映画化。。「マンマ・ミーア!」「17歳の肖像」のドミニク・クーパーが2人の男をみごとにに演じ分けている。
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