物語の舞台は、前作のラストから約5年後の昭和39年、東京オリンピック開催の年。戦後19年目にして見事な復興を遂げた日本は、高度経済成長の真っただ中にあり、熱気にあふれていた。開会式の日、航空自衛隊のアクロバット飛行で作られた五輪マークの飛行機雲は、人々の心を躍らせ、日本がもっともっと良くなっていくことを確信させた。そんな中、夕日町三丁目では、以前と同じように、人情味溢れるやり取りが繰り広げられていた。もうすぐ家族が一人増える予定の茶川家、事業も快調で“日本一の会社にする“夢にまっしぐらの鈴木オート。三丁目の住民たちは、それぞれに賑やかな日常を過ごしているが、中には人生の転機を迎える人もいて……。
新着映画情報
吉岡秀隆 |
監督・VFX:山崎貴
|
2012/日本/シネマスコープ/ドルビーSRD/142分 |
原作は西岸良平による大ベストセラー国民的コミック『三丁目の夕日』。2005年の劇場版「ALWAYS 三丁目の夕日」は異例のロングランヒットを記録。2年後の続編「ALWAYS 続・三丁目の夕日」も前作を上回る大ヒットとなり、日本中を感動の渦に巻き込んだ。そして今回、日本が誇るVFXの第一人者で、前2作を大ヒットに導いた山崎貴監督が、「アバター」と同じ、リアル3Dでの撮影を敢行し、人々の記憶にある時代、しかもたくさんの人が目にしているはずの光景を、3Dで再現するという難プロジェクトに挑む。
(c)2012 「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」製作委員会