舞台は下関。潮の香りと退廃した雰囲気の漂うこの街で、在日韓国人のグーは暮らしていた。外国人・警察・ヤクザ、顔は広いが誰ともつるまないグーであったが、後輩の辰が起こした事件をきっかけに暴力の連鎖に巻き込まれていくー。
新着映画情報
松田翔太 |
監督:グ スーヨン |
2011/日本/108分/R15+ |
<それでも生きていたい>無軌道な21世紀世代の魂の叫び 夢見る肉食系=ハードロマンチッカー
「偶然にも最悪な少年」「THE 焼肉 MOVIE プルコギ」のグ スーヨン監督が、自身の同名青春小説を映画化。下関を舞台に窒息感に苛まれ、強がりのみで刹那的な暴力に生きる、男と女の痛々しい姿を激しく描き上げた衝撃作。主人公グーは山口県下関のディープタウンで生まれ育った、高校中退のフリーター。街には暴力が、セックスが、ヤバいクスリが、そして男と女のちんけだがディープな愛と憎しみが、溢れている。「グー」はクールな眼差しを保ちながらも、必然的に街の喧騒に巻き込まれ、また時には自ら跳梁し、ミライを探す。主演に「イキガミ」「 LIAR GAME The Final Stage」の松田翔太。
(c)2011「ハードロマンチッカー」製作委員会