高校時代のある事件がきっかけで、心を閉ざしてしまった永島杏平。父の紹介で遺品整理業の現場で働き始めた杏平は、久保田ゆきと出会う。命が失われた場所で共に過ごす中で、次第に心を通わせていくふたり。そんなある日、ゆきは衝撃的な過去を杏平に告げる。そして、杏平の前から姿を消してしまう・・・。
新着映画情報
岡田将生 |
監督:瀬々敬久 |
2011/日本 |
本作は、2009年に発売され20代前半の若者の目線で命を真摯に見つめた爽やかな感動作として発売当時、大きな話題を呼んだ、さだまさしの同名小説の映画化。過去のある事件から心を閉ざしてしまった男女が、「遺品整理業」という仕事を通して出会い、失われた命や遺されたモノに触れることで、生きる勇気を少しずつ取り戻してゆく、心揺さぶる感動作。
監督は、昨年公開された「ヘヴンズストーリー」で、第61回ベルリン国際映画祭・国際批評家連盟賞と最優秀アジア映画賞の2冠を獲得した瀬々敬久。主演は、若手実力派俳優、岡田将生と榮倉奈々。
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