結婚間近のパートナーがいる、キャリアウーマンのマーガレット。だが、まるで仕事が恋人であるかのように毎日仕事に没頭している。40歳の誕生日を迎えた日に突然、公証人と名乗る見覚えのない老人が一通の手紙を届けに現れる。それは、過去の思い出や懐かしい写真がたくさんつまった手紙で、差出人は7歳の自分だった…!
実は、少女時代の辛かった思い出を心の奥底に封印していた彼女。両親の離婚や甘酸っぱい初恋、早く大人になってしまいたいと思っていたあの頃の夢と、本当の自分を書き残した手紙。最初は手紙の受け取りさえも拒むマーガレットだったが、次から次へと届く手紙によって辛かった過去の記憶がよみがえり、閉ざしていた‘‘心の扉’’をゆっくりと開いていく―。
新着映画情報
『マーガレットと素敵な何か』
原題:L’age de raison
配 給 : | アルシネテラン |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2011年10月29日 |
映画館: | シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー |
ソフィー・マルソー |
監督・脚本:ヤン・サミュエル |
2009/フランス・ベルギー/シネマスコープ/SR、SRD/89分/フランス語・英語 |
『親愛なる私自身へ。今日私は7歳になりました…』 誕生日に突然届いた一通の手紙。 それは、7歳の自分からの‘‘メッセージ’’だった!
誰にでも、忘れてしまいたい過去はきっとある。それでも、過ごしてきた日々は全部かけがえのない‘‘自分’’。変わることは簡単ではないけれど、きちんと自分に目をむけた時、素敵な何かがきっと見つかるはず――
主演は、40歳を超えた今でも第一線で活躍し続けるフランスを代表する女優、ソフィー・マルソー。本作では<今日の私はココ・シャネル><エリザベス・テイラー><マリア・カラス>etc…と、毎日理想とする女性たちに自分を重ね合わせ、仕事に没頭しているキャリアウーマンを演じる。監督は、本国フランスで140万人を動員する大ヒットを記録した、「世界でいちばん不運で幸せな私」(04)のヤン・サミュエル。