チャーミングな笑顔と思いがけない涙で、瞬時にして女性の心を虜にする“別れさせ屋”のアレックス。彼のビジネスパートナーは、実姉のメラニーとその夫マルクの2人。メカに強いマルクはコンピュータを駆使してターゲットとなる女性の周辺情報を徹底的に洗い出し、変装はお手のもののメラニーは偶然を装ってターゲットとアレックスを引きあわせるという、“別れさせ屋”の頭脳ともいうべき存在だ。
モロッコで一仕事を終え、パリに戻ったアレックスの新たなターゲットとなるのは、ワインの愛好家で10日後にイギリス人青年実業家ジョナサンと結婚するジュリエット。依頼人はジュリエットの父ヴァン・デル・ベック氏。妻の死後、10年間絶縁状態だった娘を自分の手に取り戻したいと願っていたのだった。こうしてアレックスたち3人は、ジュリエットが結婚式の準備のために滞在しているモナコへと向かった―。
新着映画情報
『ハートブレイカー』
原題:L’Arnacoeur/Heart Breaker
配 給 : | 熱帯美術館/配給協力:フェイス・トゥ・フェイス |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2011年10月29日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ有楽町ほかロードショー |
ロマン・デュリス |
監督:パスカル・ショメイユ |
2010/フランス・モナコ/シネマスコープ/ドルビーデジタル/105分/字幕翻訳:寺尾次郎 |
10日間で彼女の結婚を阻止せよ。
男は、クールでユーモアに富んだ“別れさせ屋”。彼の仕事にはルールがある。
不幸な恋をする女性を真実に目覚めさせること。決して深入りはしない。
女は、自由奔放な女相続人。ショッピングとワインをこよなく愛する勝気な美女。
そんなふたりが“別れさせ屋”の仕掛け人とターゲットとして出逢ったとき、運命は思いがけない愛の悪戯を仕掛ける―。
「PARIS」「真夜中のピアニスト」のロマン・デュリスと、歌手としてファッションアイコンとして知られ、私生活ではジョニー・デップのパートナーとして全世界の注目を集めるヴァネッサ・パラディ。この2大スターが待望の初共演。高級リゾート地モナコを舞台に、これまでのフランス映画の枠を越えた、小粋でお洒落なロマンティックコメディが誕生した。監督は、長年リュック・ベッソンの助監督を務め、本作で念願の長編デビューを飾ったパスカル・ショメイユ。
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