あるのはただ正義のみ、その戦いに迷いはない
1942年。兵士として不適格とされた病弱なスティーブは、軍の極秘計画「スーパーソルジャー実験」に志願し、まるで別人の姿へと生まれ変わる。パワー、スピード、身長等あらゆる身体能力が極限化され、正義感に溢れる魂もまた極限まで高められていた。しかし政府は彼を兵士として認めず、星条旗デザインのコスチュームを着させ、”キャプテン・アメリカ“という名の軍のマスコットに仕立てる。国中の人気を集めるものの、仲間である兵士達からは相手にもされなかった。
そんな中、親友の所属する隊が全滅の危機に。実戦経験もないまま無断で仲間の救出に向かうスティーブ。だが彼の前に強大な敵が立ちはだかる。ナチス化学部門《ヒドラ党》の支配者レッド・スカルが、かつてないエネルギー源で世界侵略を企てていた。彼もまたスーパーソルジャーだったが、野心を極限まで凶悪なものへと変貌させていた。大軍を率いるヒドラ党に挑む “キャプテン・アメリカ”は、果たして本物の英雄になれるだろうか・・・。