新着映画情報
『ライフ ─いのちをつなぐ物語─』
配 給 : | エイベックス・エンタテインメント |
---|---|
公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2011年09月01日 |
映画館: | TOHOシネマズ日劇ほか全国拡大ロードショー |
(日本語版ナレーション)
|
監督:マイケル・ガントン |
2011/イギリス/ヴィスタビジョン/ドルビーデジタル/88分 |
感動・興奮・スリル! 生きるための真実がここにある!
「アース」で地球の美しさを、「オーシャンズ」で海の神秘を、そして本作は、地球上に住む全ての"いのち"の営みを描く。製作期間6年、撮影日数のべ3,000日、総製作費35億円をかけたBBC史上最大規模のネイチャー・ドキュメンタリーとなる「ライフ −いのちをつなぐ物語−」。最新のカメラ技術で”動物と同じ目線”の撮影に成功し、従来の俯瞰で捉えたネイチャー・ドキュメンタリーとは一線を画す、動物の気持ちの見えるネイチャー・ドキュメンタリーが誕生した。超ハイスピードカメラ、ハイビジョンマクロカメラなど最新鋭カメラの導入はもちろんのこと、新開発の撮影装置「ヨギカム」など、創り手のこだわりと工夫が凝縮された映像によって動物たちの”いのち”のドラマを彼らの目線で描き出すことに成功した。全15シーンにも及ぶ史上初の決定的瞬間、地球上の全大陸、そして陸・海・空、あらゆる動物の20を超えるエピソード。愛、知恵、努力、勇気。観客はそれぞれ違った動物の中に自分の姿を見出し、未だかつて経験し得ない純粋な感動を覚えることだろう。
それぞれの”いのち”より:
[ウェッデルアザラシ:すべてを、我が子に]
天敵を避け、敢えて極寒の地を子育ての場所に選ぶ。過酷だが安全なこの場所で、生き抜く術のすべてを教え込む。
[ハネジネズミ:命懸けの攻防]
自分より動きの早い敵から身を守るために、縄張り内のあらゆる道、カーブを記憶し、完璧な逃走経路を整える小さな知略家。邪魔な小枝等は常に片付け、生きる備えに抜かりはない。
[カイツブリ:互いを結ぶ確かな愛]
驚異的なスピードで共に水面を駆ける愛のダンス。全身で、そしてまっすぐな心で表現するのが動物的な愛の形。
[ミズダコ:はかない母性愛]
一生に一度だけ産卵し、子を産み落とした後は半年間、飲まず食わず、付きっきりで子を守る。卵からかえる姿を見届けると、役目を果たしたかのように、その一生を終える。
「今、この時代にこの作品を生み出した理由は、大きく分けて2つあります」共同監督マイケル・ガントン、マーサ・ホームズは語る。「1つは、現在入手できる最先端の技術で、動物の生態の細部までを映し出し、驚異的な動きを捉える挑戦の実現。もう1つは、人類の歴史が2千年紀に突入し、動物の生態と生存状況について様々な情報を得ることで、多くの動物たちが絶滅の危機に瀕していることに関して世界中の理解が深まったことです。本作の目的は今までとは全く違う、動物と同じ視点で捉えることで、主役の動物たちに親近感を持ってもらうこと。観客は、主役である動物たちと一緒になって空中を飛び、地上を走り、水中を泳ぎ、動物たちの気持ちになって「いのち」のドラマを味わうことができるのです。描かれるストーリーは、とてもシンプルですが、我々人間を含む地球上のすべての生き物や自然がつながっているということを伝えています」