太平洋戦争が終わって18年、日本は焼け跡から奇跡の復興を遂げ、東京オリンピックの開催を目前に控えていた。交通地獄が叫ばれ、道も電車もひしめき、公害で海や川は汚れた。そんな中、横浜のある高校では、明治に建てられた由緒ある建物を取り壊すべきか、保存すべきか、小さな紛争が起きていた。高校生の海と俊は、そんな事件の中で出会い、心を通わせ、助け合って行く。ふたりが見出した日本の“明るい未来”とは、何だったのかー。
(声の出演) |
監督:宮崎吾朗 |
2011/日本 |
2010年邦画No.1ヒットを記録した「借りぐらしのアリエッティ」に続く、待望のスタジオジブリ最新作。高度成長期の1963年の横浜を舞台に、16歳の海という少女を中心とした高校生の青春を丁寧に描きだしていく。企画・脚本は宮崎駿。監督は、「ゲド戦記」以来5年ぶりに演出を手掛ける宮崎吾朗。宮崎駿は、この映画を「人を恋うる心を初々しく描くものである」と語っている。
太平洋戦争が終わって18年、日本は焼け跡から奇跡の復興を遂げ、東京オリンピックの開催を目前に控えていた。交通地獄が叫ばれ、道も電車もひしめき、公害で海や川は汚れた。そんな中、横浜のある高校では、明治に建てられた由緒ある建物を取り壊すべきか、保存すべきか、小さな紛争が起きていた。高校生の海と俊は、そんな事件の中で出会い、心を通わせ、助け合って行く。ふたりが見出した日本の“明るい未来”とは、何だったのかー。