ボストン警察殺人課のベテラン刑事トーマス・クレイブンは、最愛の娘を自宅の玄関で、それも目の前で射殺されてしまう。事件は彼に恨みを持つ者の犯行と思われた。だが、彼は独自に捜査を開始し、事件の陰に、娘が勤務していた軍需企業の犯罪的行為と国家の安全保障にまで影響を及ぼす巨大な陰謀が潜んでおり、娘は真実を暴露しようとして謀殺されたことを知る。やがて、軍需企業はクレイブンの捜査を妨害し、彼の命までも狙おうとするが、復讐の鬼と化し、暴走するクレイブンを止めることはもはや誰にもできなかった。クレイブンは事件に関係した者たちを徹底的に追いつめ、やがて娘の仇を討つべく、黒幕である軍需企業のトップに迫っていく…。
新着映画情報
『復讐捜査線』
原題:Edge of Darkness
配 給 : | ポニーキャニオン |
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公開日: | 2011年07月30日 |
映画館: | 丸の内ルーブル、新宿ミラノほか全国ロードショー |
メル・ギブソン |
監督:マーティン・キャンベル |
2010/英・米/シネマスコープ/ドルビーデジタル/108分 |
「マッドマックス」「リーサル・ウェポン」という2大アクション・シリーズをはじめ、数々のブロックバスター大作に主演、監督としてもアカデミー賞作品賞、監督賞を受賞した「ブレイブハート」や問題作「パッション」、「アポカリプト」など、一作ごとに映画界の話題を独占してきたメル・ギブソン。本作は、俳優としてはしばらくスクリーンから遠ざかっていた彼が、アクション・ヒーローの原点に帰り、「サイン」以来、実に8年ぶりに映画主演を果たした最新作。彼が演じるのは、娘の復讐に燃え、命を捨てて巨悪に立ち向かう孤高の刑事。
ギブソンが長い時間をかけ、無数の候補の中から厳選したこの企画は、英国テレビドラマ史上最高傑作との呼び声も高い、85年製作のミニ・シリーズ「刑事ロニー・クレイブン」のリメイクでもある。同オリジナル・シリーズを監督し、その演出力を買われてハリウッドに招かれ、「マスク・オブ・ゾロ」「007 カジノ・ロワイヤル」などでハリウッドのヒットメーカーとなったのが本作のマーティン・キャンベル監督。キャンベル監督が自らの出世作をセルフ・リメイクしたことも本作の大きな話題のひとつ。
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