クレイトンは若くして亡き父から大会社を受け継いだ青年。何不自由なく暮らす彼にとって、目下の悩みは秘書サムとの身分違いの熱愛を厳格な母親に言い出せずにいること、そして長く生きるためには心臓移植手術が必要であることだ。友人の医師ジャックの根回しでドナーを得たクレイトンはサムに求婚し、満ち足りた気分のまま手術室へ運ばれた。そこで襲いかかる全身麻酔後の“アネセシア・アウェアネス”。背骨を切りつけられるような耐え難い手術の痛み。しかし衝撃はそれだけではなかった。クレイトンは覚醒した意識の中で、驚くべき事実に心を打ち砕かれる……。
新着映画情報
ジェシカ・アルバ |
監督・脚本:ジョビー・ハロルド |
2007/アメリカ/シネマスコープ/SRD・DTS・SDDS/85分 |
驚くべき事実に、あなたの心も打ち砕かれる…… 絶望か、希望か。
毎年2100万人以上の人間が手術のための全身麻酔を受け、大部分の人々は穏やかに眠りにつく。しかし、そのうち運の悪い3万人の患者は“アネセシア・アウェアネス/anethesia awareness”(=術中覚醒)に直面するという。眠っているように見えても彼らの意識は目覚めており、想像を絶する激痛から逃れられない。そして彼らの悲鳴は誰の耳にも届かないのだ…。
本作が監督デビュー作となるジョビー・ハロルドが、本作のアイデアを思いついたのは、腎臓結石の治療を受けていたときのことだった。鋭い痛み、そしてむかつきを覚え、嘔吐…。これらの体験が“痛み”を題材にしたサスペンススリラーとへ繋がっていった。主人公クレイトンには「スター・ウォーズ」シリーズや「ジャンパー」のヘイデン・クリステンセン、その恋人サムには「ファンタスティック・フォー」シリーズや「マチェーテ」のジェシカ・アルバ。
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