京都に住む中学生・天童純。父親を7年前に事故で亡くし、母と二人暮らし。ある日、学校帰りに突然現れた謎の魔物に追いかけられ、迷い込んだ古寺で僧侶の源雲に助けられるが、そのまま時空を超え平安の都に連れて行かれてしまう。 純はそこで、<鬼>と呼ばれる者たちの話を貴族から聞く。<鬼>たちは様々な妖術を使い自然を操り、都の安寧を脅かしているというのだ。そして純こそが、封印されたオロチを目覚めさせ、この戦いに終止符をうつ伝説の選ばれし救いの御子である…と。
貴族たちが純に救いを求める中、<鬼>に両親を殺された若き武将・頼光は、純の素性に疑いを抱く。決断を迫られ戸惑う純の前に、<鬼>の一族である少女・水葉が現れ、衝撃の真実を語る。<鬼>とは、自然との共存を願う人間であり、決して邪悪なものではないのだ…と。
どちらが正しいのか?自分は何を守るべきなのか?葛藤の中、大決戦の日を迎える!
新着映画情報
(声の出演) |
原作:高田崇史『鬼神伝』(講談社刊) |
2011/日本 |
守るべきは、鬼か、人か。
1200年前の京都ー平安時代にタイムスリップした15歳の少年”天童純”。<鬼>vs<人>の戦いの世に迷い込んだ彼のルーツをめぐる、勇気と決意の歴史アニメーション。
声優は、平安京にタイムスリップする中学生の<天童純>役に小野賢章。平安の都で“鬼”と呼ばれる民の少女<水葉>役に石原さとみ。そして“鬼”と戦いを繰り広げる貴族の僧侶<源雲>役に中村獅童が特別出演として参加。小野賢章はハリーポッターシリーズで第一作目からすべてハリーの役を吹き替えで演じており、等身大の中学生の爽やかな声はおなじみである。
本作を手がけたのは「NARUTO-ナルト-」シリーズを世界的に大ヒットさせているスタジオぴえろと監督の川崎博嗣。古都・京都にふさわしく“和”の荘厳な音楽を担当したのは宇崎竜童。そしてオロチ(龍)のコンセプトデザインに大友克洋が参加している。
(c)高田崇史/講談社・鬼神伝製作委員会