50年代のテキサス。田舎町の保安官助手ルー・フォードは、物腰が柔らかくて愛想がいいと評判の青年だ。幼なじみで町一番の美人教師エイミーとの恋愛も順調である。そんなある日、取締りの一環で出会った娼婦ジョイスとの激しいセックスが引き金となり、20年間眠っていた悪魔のような衝動が目を覚ました。過去の復讐も絡まり、ルーは次々と殺人に手を染めていく。やがて、思いもよらぬ切り札を用意した捜査チームに追い詰められ、ルーの自己破壊が始まっていく――
配 給 : | 日活 |
---|---|
公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2011年04月16日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー |
ケイシー・アフレック |
監督:マイケル・ウィンターボトム |
2010/アメリカ・スウェーデン・イギリス・カナダ/シネマスコープ/ドルビーSRD,DTS/R15+ |
マイケル・ウィンターボトムが挑む、ふりキレた激愛とはちキレる狂気。 誰の中にも殺人鬼はいる・・・
アメリカを代表するノワール小説の帝王、ジム・トンプスンの『おれの中の殺し屋』を、「マイティ・ハート/愛と絆」(07)のマイケル・ウィンターボトム監督が映画化。自らの内に殺意を秘めた主人公ルーを演じるのは、「オーシャンズ13」「ジェシー・ジェームズの暗殺」のケイシー・アフレック。ルーをひたすら愛し身を捧げる恋人を「NINE」のケイト・ハドソン、ルーが一瞬で激情的な愛に堕ち、変貌を遂げるきっかけとなる娼婦を「ファンタスティックフォー」のジェシカ・アルバが演じる。
【ジム・トンプスン(1906-1977)】
監獄内で生まれ、職業を転々としながら作家活動をつづけ、42年に初長編を出版。49年に犯罪小説に転じ、その後、ペイパーバック・オリジナルを書きとばす。50年代なかば、S・キューブリック監督は『キラー・インサイド・ミー』を読み、自身の映画製作スタッフとしてトンプスンを招致。作品がすべて絶版の状態で、77年に死去。死後、ようやく作品の再評価がはじまった。映画「ゲッタウェイ」(73)「グリフターズ/詐欺師たち」(90)等の原作者でもある。
50年代のテキサス。田舎町の保安官助手ルー・フォードは、物腰が柔らかくて愛想がいいと評判の青年だ。幼なじみで町一番の美人教師エイミーとの恋愛も順調である。そんなある日、取締りの一環で出会った娼婦ジョイスとの激しいセックスが引き金となり、20年間眠っていた悪魔のような衝動が目を覚ました。過去の復讐も絡まり、ルーは次々と殺人に手を染めていく。やがて、思いもよらぬ切り札を用意した捜査チームに追い詰められ、ルーの自己破壊が始まっていく――