抱きたい時、抱かれたい時だけ。 デートも恋愛感情もナシ── そんな二人のカンケイが、まさかの恋に──?
今から15年前、サマー・キャンプの夜。14歳のエマは言い寄って来たアダムをピシャリとはねつける。エマとアダム、初めての出会いだ。それから何度か偶然の再会を重ねるが、決してトモダチ以上にならなかった二人が、ある日突然、その場の勢いで男女の一線を越えてしまう。
元カノのヴァネッサが、有名なTVスターだった父親と付き合っていると知ってショックを受けていたアダムは、新しい恋の始まりにワクワクする。しかし、2度目のセックスの後、エマの口から出たのは愛の言葉ではなく、セックス・フレンドにならないかという提案だった!
エマは病院に勤める医師で週80時間労働、恋の駆け引きをしているヒマなどない。さらに人を愛して傷つくのが怖い、自称“恋愛アレルギー”だ。ハードな仕事の合間を縫って、抱きたい時だけメールで呼び出す。それ以外は、デートも恋愛感情も一切ナシ、嫉妬や束縛は厳禁、どちらかが恋したら即カンケイ解消。「OK、のった」アダムの同意で、契約成立。互いの部屋、車のシート、病院のロッカールーム、果ては診察台で!二人の刺激的で楽しいカンケイが始まったが・・・。