長閑な一軒家に暮らすディーンとシンディ夫婦は娘フランキーと3人暮らし。シンディは看護師として忙しく働き、その努力を見込んだ医師から新しい病院での仕事を打診されていた。それはキャリアアップに繋がるが、勤務地は遠く、家族と離れ離れになる。夫のディーンは、ペンキ塗りの仕事に就いていた。朝からビールを飲みながらでも支障はない程度の仕事だ。しかし、娘との時間はたっぷり持てる。ふたりは、お互い相手に対して不満を抱いているが、その話になると必ず喧嘩になってしまう。娘のこと、仕事のこと、夫婦のこと…同じように大事に思ってはいても立場の違いから、相手の意見を受け入れられないのだ。
ふたりの出会いは、シンディが医学生、ディーンは引越しのアルバイトで日銭を稼いでいた頃。家族の反対にあいながらも、ふたりは町役場でひっそりと結婚式を挙げ、永遠の愛を誓ったのだが・・・。
新着映画情報
『ブルーバレンタイン』
原題:Blue Valentine
配 給 : | クロックワークス |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2011年04月23日 |
映画館: | 新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー |
ライアン・ゴズリング |
監督:デレク・シアンフランス |
2010年/アメリカ/ヴィスタビジョン(1.85:1)/ドルビーデジタル、ドルビーSR/112分 |
愛を知る誰もが経験のある、しかし誰も観たことのないラブストーリー
ディーンとシンディ。若く夢があり、お互いに相手に夢中で毎日が輝いていた幸せな日々… 。今は娘との3人暮らし。そんなふたりの過去と現在が交錯しながら、愛の終わりと誕生が重なり合う、切ない慟哭のラストへと向かっていく。
監督・脚本はこれが2本目の劇場用長編監督作品となるデレク・シアンフランス。23歳の時、デビュー作「BROTHER TIED」が、サンダンス映画祭を含む30以上の映画祭に出品され、”視覚表現の天才”と評され話題を呼び、その後数多くのドキュメンタリー作品を監督しながら、本作「ブルーバレンタイン」の脚本を11年以上も改訂し続けた。その緻密な脚本に、胸に突き刺さるようなリアルな感情をもたらしたのは、「ハーフ・ネルソン」でアカデミー主演男優賞にノミネートされたライアン・ゴズリングと、「ブロークバック・マウンテン」で同じくアカデミー助演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズという若手実力派俳優のふたり。
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