官房長官を狙ったテロ事件から2カ月。死闘を繰り広げた警視庁警護課第四係のメンバーたちは、通常任務をこなしていたが、井上だけは尾形への不信感を募らせ、一人苦しんでいた…。
一方、与党幹事長・伊達やキャリア官僚らと接触の陰が疑われる尾形の動きを探るべく、公安の田中も調査を進める。時を同じくして、井上は尾形から国会での警備を任じられる。第四係、政治家の伊達國雄、新・第四係のメンバー、さらには謎のテロリストグループが国会に集結する中、麻田内閣不信任案の採決が行われようとしていた。そのとき遂に尾形が動き出し、国会議事堂に銃声が鳴り響く…。