クライドの妻子を惨殺した犯人が担当検事ニックの独断による司法取引によって極刑を免れた。それから10年後、短い刑期を終えていた犯人が惨殺される。クライドは自分が殺したことを認め、家族を貶めた司法制度の不備と整備を訴えた。そして、それが出来なければ裁判に関わった者の命はないと殺害を予告。これによりクライドは収監されるが、一人また一人と暗殺が実行されていく。ニックは、懸命に暗殺を食い止めようとするが、共謀者の有無、独房からの凶行の謎さえ解けない。その間にもクライドの正義の名の下に行われる復讐は続き、フィラデルフィア全体を恐怖へと陥れていくー。
新着映画情報
『完全なる報復』
原題:Law Abiding Citizen
配 給 : | ブロードメディア・スタジオ/ポニーキャニオン |
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公開日: | 2011年01月22日 |
映画館: | TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー |
ジェラルド・バトラー |
監督:F・ゲイリー・グレイ |
2009/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーデジタル・DTS・SDDS/108分/R15 |
人が人を裁く現在の法制度。報復に燃える男の行動はフィクションかー。起こり得る未来かー。
かつて独立宣言が採択され、合衆国誕生の地と呼ばれる都市フィラデルフィア。この街を舞台に復讐のために法を破る男と検事として法を守る男、この互いが持つ"正義"のぶつかり合いを先の読めないストーリー展開と圧倒的な緊迫感で描く。
監督は「交渉人」のF・ゲイリー・グレイ。脚本は「ソルト」を手掛けたカート・ウィマー。今回製作にも名を連ねる「オペラ座の怪人」「300<スリーハンドレッド>」のジェラルド・バトラーが、家族を殺され司法にも裏切られて、復讐に燃える男・クライドを演じている。また「Ray/レイ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスが、上昇志向の強い検事・ニックを演じ、実力派俳優の競演が実現した。
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