時代は12世紀末。十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは、イングランドの騎士ロバート・ロクスレーの暗殺現場に遭遇。ロバートの遺言を聞き入れ、彼の父でノッティンガムの領主であるサー・ウォルターに剣を届ける役目を引き受ける。 かくして訪れたノッティンガムの地で、ロバートの身代わりになってくれと頼まれるロビン。彼の素朴な人柄は領民たちの人気を集め、ロバートの未亡人マリアンとも次第に心が通いあっていくのだった。だが、平和な日々もつかの間、その行く手には、イングランド侵略をもくろむフランス軍との壮絶な戦いが待ち受けていたー!
新着映画情報
ラッセル・クロウ |
監督:リドリー・スコット |
2010/アメリカ/シネマスコープ |
彼は闘いのカリスマ。その生き様は伝説。
中世の吟遊詩人が生んだ伝説の義賊、ロビン・フッド。その物語は過去7世紀にわたり、数多くの文学や映画を通じて語り継がれてきた。今回、稀代のヴィジュアリストとして知られるリドリー・スコットが創り上げたのは、ドラマの面白さに加え、迫力ある映像だ。とりわけ、イングランド軍とフランス軍の戦闘シーンは、本作の大きな見どころ。また、スコット監督ならではの青の色彩が際立つシャーウッドの森の場面は、絵画的な美しさに溢れ、過去のロビン・フッド映画とは一線を画す芸術性を感じさせる。
ロビンを演じるのは、これまで4作でスコット監督と組んでいるラッセル・クロウ。ヒロインのマリアンには、「アビエイター」でアカデミー助演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットが扮する。スタッフも超一流のベテランぞろいだ。脚本は、クロウ主演の「L.A.コンフィデンシャル」でアカデミー賞の脚色賞を受賞したブライアン・ヘルゲランド。衣装デザインは、「グラディエーター」でアカデミー賞を受賞したジャンティ・イエーツが手がけている。
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