20年間、音信不通だった父の訃報を受け、ヘグクは父が暮らしていた山奥の村を訪れる。村長の手伝いで葬儀をすませたものの、父の死因は明かされない。村長の一言で態度が変わる村人たちは、よそ者のヘグクをあからさまに警戒する。村の様子がおかしい事に気付き始めたヘグクは父の死因を探り始める。やがて浮かび上がる村の秘密――父の素顔、村長の正体、30年前に起こった祈祷院での集団殺人事件――秘密の鍵を握るのは村長と3人の村人、そしてひとりの女。果たして父の死と30年前の事件との関係は・・・。
新着映画情報
パク・ヘイル |
監督:カン・ウソク |
2010/韓国/シネマスコープ/ドルビーSRD/161分 |
父さん――、 あなたはこの村で何をしていたのですか? あなたは何故死んだのですか?
原作は韓国で空前の大ヒットとなったユン・テホのウェブ・コミック。原作に惚れ込み映画化を切望したのが、本格ミステリー初挑戦となる「シルミド/SILMIDO」のカン・ウソク監督。主人公ヘグクには、原作のファンたちの間からキャストの第一候補として選ばれていたパク・ヘイル(「殺人の追憶」「グエムル‐漢江の怪物‐」)。ファンを裏切ることなく事件に巻き込まれてゆく主人公を繊細な感性で演じている。主人公と対立する村長には、完璧な演技でどんな役にも果敢に挑戦するチョン・ジェヨン(「トンマッコルへようこそ」「彼とわたしの漂流日記」)。特殊メイクで70代の老人に変身し、圧倒的なカリスマ性と存在感で難役を見事に演じ切った。
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