新世紀のはじめ、ひとつの国が壊れた。自信をなくした大人たちは子供を恐れ、ある法案【=ゲーム】が可決された。
修学旅行の途中で無人島に連れ去られた42名の中学生。かつての担任だったキタノから、悪夢の殺人ゲームの開始を告げられる。「人生はゲームです。みんな必死になって戦って、生き残る価値のある大人になりましょう」。紹介される謎の2人の転校生。疑念を断ち切るように、鳴り響く銃声。悲鳴。恐怖。突如襲う余りに理不尽な親友の死・・・。生徒たちはBR法(新世紀教育改革法)の下、健全なる大人を育成する為の犠牲として、武器と食料を渡され、最後の一人になるまで殺し合いをさせられる。制限時間は三日間。首には爆薬の詰まった首輪が付けられ、脱出は絶対不可能・・・!