22世紀の地球。若き元海兵隊員ジェイク・サリーの心は沈みきっていた。地上での戦闘で足に大怪我を負った彼は、それ以来、車椅子での生活を余儀なくされ、すさんだ日々を送っている。そんなジェイクに、遥か彼方の衛星パンドラで実行される “アバター・プログラム”への参加が要請された。
”アバター・プログラム”とは、軍隊を伴ってパンドラに進出した資源開発企業RDAが、莫大な利益をもたらす超伝導性の鉱物アンオブタニウムを採掘するために取り組む一大プロジェクト。豊かな大自然が広がるパンドラの環境はアマゾンの熱帯雨林に似ているが、有毒な大気が充満しているため、人間はそのままでは立ち入ることができない。RDAはそのハードルをクリアするため、パンドラの先住民ナヴィと人間の遺伝子を組み合わせた肉体<アバター>を開発。<アバター>に意識を送りこむことで、息をのむほどに美しい星、パンドラに入りこむことができるのだ。
パンドラの地に降り立ったジェイクの<アバター>は、そこで様々な発見と思いがけない愛を経験し、やがてひとつの文明を救うための戦いに身を投じていくのだった―。
新着映画情報
シガーニー・ウィーバー |
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン |
2009/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーSR、SRD、DTS/170分 |
ジェームズ・キャメロン監督が〈特別編〉として贈る、 想像を超えた未公開映像が導く、さらなる感動。
「タイタニック」を抜き、世界歴代興行収入No.1を樹立した「アバター」。約27億4千万ドル(約2390億円)*という驚異的な大記録を打ち立て、世界中で社会現象を巻き起こしたのも、記憶に新しいことだろう。日本でも、興行収入は154億7千万円*を超え、観客動員数は985万人*を突破。独自の革新的な3Dカメラを開発し、他の3D作品とは比較にならない驚異的なクオリティを実現させ、本格3D映画の新時代を作り上げた本作。その熱気も冷めやらぬ今、新たに8分間の未公開3D映像が追加された「アバター〈特別編〉」が、満を持して期間限定で公開される。
ジェームズ・キャメロン監督により厳選された追加映像が、壮大な物語をさらに深め、未体験の感動と興奮へと誘っていく。「アバター」の究極の世界観を、さらなる新しい次元へと到達させた〈特別編〉。
*2010年8月11日現在
○ジェームズ・キャメロン監督からのメッセージ
「観客の皆様から、もっと“パンドラ”を体験したい、長く滞在したいと、何度も言われてきました。そのために今回は、それを可能にすることにしたのです。『アバター〈特別編〉』は3Dでのみ特別上映され、新しいクリーチャー やアクションシーンを含む8分間の未公開映像が追加されています。すでに『アバター』のファンであるあなたも、まだ観たことのないあなたも、この〈特別編〉は初めての体験となるでしょう。」