2010年10月、福岡沖は極限の緊張状態に包まれていた。大型台風が接近している中、巨大天然ガスプラント施設『レガリア』で事故が発生し、火災が起こっていたのだ。『レガリア』は日韓共同の施設で、ロシアからも技術提供を受け、1500億円もの予算がつぎ込まれた国家規模の重要プロジェクト。仙崎大輔はバディの吉岡、そして『レガリア』設計主任である桜木と共に同施設へ向かっていた。要救助者の救出が行われる中、突然思いもよらない爆発が『レガリア』を襲う。これによって、大輔、桜木、医師の西沢と作業員の木嶋が『レガリア』内に残され、逃げ場を失ってしまう。その窮地を、第七管区機動救難隊の服部が救った。
しかし、すでにヘリも船も同施設に近づけず、安全な場所は無くなっていた。そんな時、自分を落ち着かせ、奮い立たせるべく大輔が見つめるのは、妻となった環菜と、生後10カ月の長男・大洋の写真だった。大輔は知り合ったばかりの服部とバディを組み、全員で無事帰還する道を探るのだが……。
新着映画情報
伊藤英明 |
監督:羽住英一郎 |
2010/日本 |
最期の時、愛する人に何を残すのか―。
2004年に劇場用映画として生まれた「海猿」は大ヒットを記録し、翌05年にその続編が連続ドラマ「海猿 EVOLUTION』として放映された。06年には映画「LIMIT OF LOVE 海猿」が公開され、その年の日本映画興行収入NO.1を獲得しシリーズのフィナーレを飾った。しかし、ファンの間で署名運動まで起こるなど続編を望む声が大きくなり、4年の時を経て遂に「海猿」シリーズ完結編が始動することになった。伊藤英明、加藤あい始めキャスト・スタッフ陣が並々ならぬ決意で挑むファイナルプロジェクト。そして、“最後”の「海猿」は3D作品(2D同時公開)として公開する事が決定。海水が、炎が、血と汗が、そして涙が、まさにスクリーンから飛び出し観る者を大迫力の映像体験に誘う。
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