1961年、毛沢東政権下の激動と混乱の中国。山東省の貧しい村に生まれたリーは、11歳の時、毛沢東による文化政策としてバレエの英才教育に選抜される。大好きな家族と別れ、初めての都会、北京へ。しかし、リーは舞踊学院での愛国心を煽るバレエの訓練に興味を持てず落ちこぼれていた。やがて数年が経ち、古典バレエのビデオテープを見た日を境に、リーは夢中になって練習に励んでいく。中国が改革解放へと大きく舵を取りはじめる中、彼はバレエの研修で思いがけずアメリカへ渡ることに。それは彼と故郷の両親にとって新たな人生の始まりでもあった・・・。
新着映画情報
『小さな村の小さなダンサー』
原題:Mao’s Last Dancer
配 給 : | ヘキサゴン |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2010年08月28日 |
映画館: | Bunkamura ル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー |
ツァオ・チー(リー) |
監督:ブルース・ベレスフォード |
2009/オーストラリア/ヴィスタビジョン(1:1.85)/ドルビーSRD/117分 |
ミハイル・バリシニコフと並び、亡命してなお活躍した中国の名ダンサー、リー・ツンシンの半生を映画化!
世界20カ国以上でベストセラーとなった、リー・ツンシンの自伝を、「ドライビングMissデイジー」のブルース・ベレスフォード監督と「シャイン」のスタッフが映画化。
幼い頃から英才教育を受け、ダンサーとして成長していくリー役を英国バーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパル、ツァオ・チーが演じて見事な映画デビューを果たし、真迫のバレエシーンの数々も見せる。まさに中国版「リトル・ダンサー」ともいうべき新たなダンス映画の傑作が誕生した。リーの母親役に「ラスト、コーション」の名女優ジョアン・チェン、リーに協力する弁護士のフォスター役にTVシリーズ「ツイン・ピークス」(90-91)、「デスペラードな妻たち」(05)のカイル・マクラクラン。
(c) Last Dancer Pty Ltd and Screen Australia