ストックホルム近郊の町で母親とふたり暮らしの少年オスカーは、いじめられっこで繊細な12歳。友達が欲しいという孤独な少年の願いは、同じ12歳のエリが父親と共に隣の家に越してきた事で、とうとう叶えられそうだ。しかし青ざめた顔をした少女の外出は夜だけ。キャンディも食べられない。
一方、町では不可解な失踪や殺人が次々と起きはじめ、オスカーはエリがヴァンパイアだと気付いてしまう。12歳の体に永遠の命を閉じ込められたまま生きるエリは、常に町から町へ旅をし続けなければならない。ふたりの幼い恋が終わるかに見えた時、オスカーに最大の悲劇が襲いかかる。そしてエリは彼女が出来る唯一の方法で彼を守るため、戻ってくる...。
新着映画情報
『ぼくのエリ 200歳の少女』
原題:Let the right one in
配 給 : | ショウゲート |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2010年07月10日 |
映画館: | 銀座テアトルシネマ他全国順次公開 |
カーレ・ヘーデブラント |
監督:トーマス・アルフレッドソン |
2008/スウェーデン/シネマスコープ/SRD、DTS/115分/PG12 |
怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋
「これほど美しくも哀しいヴァンパイア・ホラーはかつてなかった」と絶賛を浴びた北欧発ベストセラー小説の映画化。イギリスのインディペンデント紙日曜版は同書を「スティーヴン・キングの最盛期を彷彿とする」と評した。公開されるや本国スウェーデンはもとより、ヨーロッパ、アメリカで大ヒットを記録し、トライベッカ映画祭グランプリほか世界各国で60以上の賞を受賞した。ネット上でも話題となっていた本作が、ついに日本でも公開される。
幻想的な雪のスウェーデンを舞台に、孤独な少年とヴァンパイヤという秘密をもつ少女が出会い、友情、愛とはなにかを問いかけ深い余韻を残す、哀しく、切なく、怖ろしい、まったく新しいヴァンパイア・ラブストーリー。
既に「クローバーフィールド/HAKAISHA 」のマット・リーブス監督が「Let me in」というタイトルでリメイクし、今秋の全米公開が決定している。主人公オスカーを「ザ・ロード」のコディ・スミット=マクフィ、謎めいた少女エリを「(500)日のサマー」のクロエ・モルツがそれぞれ演じる。
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