![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
1818年、結核を患う弟トムの看病をしながらも、詩人としての才能を世に知られ始めたジョン・キーツ。とはいえ、まだ貧しく、ロンドン郊外のハムステッドにある親友のチャールズ・ブラウンの家に居候することになった。ブラウンは毎夏、旅をする間、親しくしている隣人のブローン家に家を貸していたが、ブローン家の長女ファニーとブラウンは犬猿の仲。ファニーは、ブラウンとは対照的に、落ち着いた仕草と優しい眼差で笑うキーツが気になり、キーツもまた刺繍が好きで聡明なファニーに惹かれていった。
そんなある日、弟トムが亡くなった。出版された叙事詩「エンディミオン」も酷評され、傷つくキーツを優しく包みこんでくれるファニーとの“恋”はキーツを詩人として成長させ、英国文壇から少しずつ評価されるようになる。しかし、幸せな二人を悲劇が待ち受けていた。キーツが結核を発症したのだ・・・。