カーラは、解離性同一性障害疾患を認めていない精神分析医。ある日、デヴィッドと名乗る男の診察を始めると、別人格が現れた。このケースも単に彼が周囲を混乱させる愉快犯だと考えたカーラは、彼の身辺を探る内に、デヴィッドとは25年前に亡くなった故人であることが判明する。その間にもデヴィッドの人格は次々と入れ替わり、カーラの疑念は深まっていく。そしてカーラが導かれるようにして辿り着いた先は、時代に葬られていた血塗られた歴史だった‥。
彼は、ただの虚言者なのか。それとも現代に甦った滅びの使者なのか。この男に潜む闇は、科学では説明の付かない闇。決して触れてはいけないものだった─。
新着映画情報
ジュリアン・ムーア |
監督:マンス・マーリンド |
2009/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーデジタル/112分/PG12 |
全人類震撼のスーパーナチュラル・スリラー
すべての始まりは、ある患者の診察だった‥。精神分析医が、解離性同一性障害(多重人格)を患う男の過去を探る内に禁断の暗部へと足を踏み入れていく。人は、科学では解明できない真相に直面した時、果たして何にすがり、誰に祈りを捧げるのか─。
まるでパズルのピースを組み合わせていくような予想のつかないスリラーを演出したのは、新鋭のマンス・マーリンド&ビョルン・ステイン。主演には、アカデミー賞に4度のノミネート経験を誇るジュリアン・ムーア(「めぐりあう時間たち」「ブラインドネス」)が、精神分析医カーラを演じ、ジョナサン・リス・マイヤーズ(「M:i:III」「奇跡のシンフォニー」)が、解離性同一性障害患者デヴィッドという難役に挑む。
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