“サロゲート”と呼ばれる身代わりロボットが開発された近未来では、人類は快適で安全な自宅から遠隔操作するだけで、すべての社会生活をサロゲートに代行させられるようになった。もはや、リアルな世界に生身の肉体をさらす必要はない。アクシデントや犯罪によって危害を加えられても、サロゲートが破損するだけで、その使用者には何の影響もないのだ。おまけに、サロゲートの注文は完全オーダーメイド。理想の顔、ボディ、声、性別など、“なりたい自分”を手に入れることができる。100%の安全と、100%の自由──苦痛も犯罪もストレスもないこのユートピアで、人類は無限の幸福を手に入れるはずだった。
だが、起こるはずのない殺人事件が、このユートピアに暗雲をもたらす。あるサロゲートが破壊され、本来は無関係なはずの使用者本人が死亡したのだ。サロゲートへのダメージが使用者に及ぶとなれば、この社会のシステムが崩壊してしまう。捜査を開始したFBIのグリアーは、サロゲートを開発したVSI社に事件の鍵があると推理する。だがそれは、サロゲート・システムに秘められた巨大な陰謀への、ほんの入り口にすぎなかった…。
新着映画情報
『サロゲート』
原題:Surrogates
配 給 : | ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2010年01月22日 |
映画館: | 全国ロードショー |
ブルース・ウィリス |
監督:ジョナサン・モストウ |
2009/アメリカ/シネマスコープ |
身代わりロボット“サロゲート”がすべてを代行する社会。 それは、人類が待ち望んだユートピアのはずだった…。
人間に代わって、社会生活のすべてを身代わりロボット“サロゲート”が遂行する世界──究極の安全と自由を手に入れたユートピアに秘められた、戦慄の陰謀とは…?! 「ターミネーター3」で空前の大ヒットを記録したジョナサン・モストウ監督が、ブルース・ウィリスを主演に迎え、テクノロジーが生んだユートピアの真実を暴く衝撃のアクション・サスペンスを誕生させた。
「身体的接触がどんどん希少になっていく世界で、愛の観念はその意味を失うのではないだろうか?それがこのストーリーを通して私たちが探究しようとしたテーマのひとつだ」と、モストウ監督は語る。予測不可能なストーリーと、迫力のアクション・シーンの連続による究極のエンターテイメントは、最後に “人間性とは何か?”という深遠な問いを、観る者につきつけるだろう。
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