きっかけは、ほんの小さな不親切ー。さかうらみで言い渡された呪文(スペル)。
銀行のローンデスクで働くクリスティン・ブラウンは、ライバルに勝ってアシスタントマネージャーに昇進するために、上司に「出来る」ことをアピールする必要に迫られていた。そこに現れたのはジプシー風の老婆。クリスティンは、彼女の3度目の不動産ローンの延長願いをキッパリと断る。すると老婆は態度を豹変。激怒し、飛び掛ろうとしたところを取り押さえられ、その場を追いやられた。
その夜、仕事が終わって駐車場に向かったクリスティンを待ちうけていたのはあの老婆。敵意むき出しに掴みかかる老婆に必死に対峙するクリスティン。しかし死に物狂いの応戦虚しく、力尽きる。薄れ行く意識のなか、聞きなれない呪文のようなものを聞く・・・。
【1日目】
昨夜の不穏な告知通り、身の回りにおかしなことが起こり始めたことを不安に思ったクリスティンは、謝罪し、気味の悪いその状況を元に戻してほしいと請うべく老婆の家を探す。住所を頼りに老婆の家を訪ねると、老婆の葬儀の最中だったー。