男たちが個別に警察から尋問を受けている。それはある殺人事件に関しての事情聴取であった。だが、彼らは本当のことを話そうとはしないー。
その数時間前の朝、ルクは、あるマンションのペントハウスにある部屋に向かっていた。部屋の中に入ると、ベッドに手錠をかけられて血まみれで死んでいる女を発見する。ルクはあわててビンセント、クリス、マルニクス、そしてフィリップに連絡をとった。
今から1年前、このマンションの竣工パーティーに彼らは出席していた。友人であり家族付き合いもある彼らは、このビルの設計をした建築家のビンセントのお祝にかけつけていた。そんな彼らにビンセントはペントハウスにあるロフトルームに案内した。この部屋の権利を持つビンセントは、4人に一緒に使うことを提案する。ビンセントの誘い言葉に同意し、5人の男たちはこのロフトルームを共有することになった。それは妻子を持つ男たちにとって甘美な時間を持つためのプライベートルームとなり、格好の情事部屋となったのだ・・・。